OCP in interop 2014
interop開催から約1ヶ月たち、前回はshownetの中心4分野についてまとめを投げましたが、もう一つ印象に残っているのがこのOCP(Open Compute Project)。それがこのINTEROP Tokyo 2014で日本初展示されたそうです。
OCPとはいうなればハードウェアのオープンソースプロジェクト(なんか以前流行ったMakersっぽい)
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当然各ユニットごとにサイズ、マウント、電源の規格が決まっています。
・サイズ
基本1U。横1/2,1/3サイズのモジュールもあり。奥行きまでも全て統一
(これ大事。ラッキング経験者ならわかると思いますが、奥行きはホント各ベンダーでまちまち。あと奥行きを統一させているのは後述の給電方式との絡みもあります。)
・マウント
すでに統一規格のレールがラックに標準搭載されており、各モジュールはそのレールに取り付けるだけでおk。
(これもよさげ。ベンダーによってはレールほんとに扱いにくいし。特にI○Mさん猛省してくださ(ry)
・電源
ラック背面に電源ワイヤが2*2=4本張ってあって、この線をモジュールの後ろでガチッと挟むことで給電する。*2
モジュールの挟む部分は勿論統一規格。また、抜け防止のための機能も搭載(たしか「かえし」みたいなものがついてた気がする
この写真だと超わかりにくいですが、奥の方にワイヤが4本張ってあります…
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で、OCPの流れはサーバ・DBのみにとどまらず、ネットワーク機器にも来ているそうです。
既にOCP対応のスイッチが出ています(見た目はHP Procurveをシンプルにした感じ)。
(これも何か見にくい…いい写真なくてすんません…)
うーむ、ともかく、サーバいじってるのかスイッチいじってるのか瞬間的にわからなくなりそう^^;
shownetのサーバ系、ネットワーク系の話を聞いていても感じましたが、今後はSDNの普及と相まってサーバ技術、ネットワーク技術の境界がどんどん曖昧になっていくのかなぁ、と。